自然農の野菜とは…
自然農での野菜の栽培は無農薬無化学肥料です。化学肥料ではない肥料は与えているのか…
自然農では「油かす」「米ぬか」を株の脇にそっと置く「補い(おぎない)」というやり方があります。
補いをすると微生物や菌がそれを分解し、土壌が豊かになります。
ちなみに慣行農法(一般的なスーパーのお野菜)では窒素・リン酸・カリを主に肥料として作物にダイレクトに届くように与えます。
補いにより土壌微生物が豊かになる。そんな補いも、その畑でとれた米や菜種などの粕を使うのが最適なのですが、その循環を作り出せるのにはちょっとした年月が掛かります。ので市販の良質な油かすを使用することがほとんど。
補う時は「ご苦労さん、ありがとね」と声を掛けながら、傍らにそっと一握り。
とはいってもあげる作物は限られていて、あげずとも元氣に一生を終える野菜がほとんど。
そんな自然な氣持ちで向き合える自然農の野菜は何かが違う。
自然農の野菜を食べた方から「おいしかった」「スーパーの野菜とは違うね」なんて言葉を頂きます。
正直うれしいです。
自然農に限らず、そんな育て方をしている作物が日常食になるといいな!
そんな自然農のおまじないみたいな「補い」の話でした。
いつかわまつかわ
こんな謳い文句で松川村は移住者や観光客を増やそうと考えてます!?
いつかはってそのうちみたいで遠慮がちな感じがします。
移住者に来てもらいたいのか、来てほしくないのか!?
曖昧さに風情がありますね。
9月の広報まつかわに『すず自然農園』の私たちを紹介していただきました。
人の手が加わって出来上がるモノは作り手の人となりが伺えると、そのモノに一層味わいを感じ楽しんでいただけることがあります。逆に情報が無い方がモノを楽しめることもあります…
無農薬の自然農の野菜を作るに至った人たちとはどんな人たちなのか楽しんでいただけると思います。是非。
「いつかは」うちらの野菜を片手に広報まつかわの記事を読んでみてください(笑)